史上最年少でグランドスラムを制覇した車椅子テニス選手の小田凱人(おだときと)さん。
年齢はまだ17歳にもかかわらず、史上最年少で四大大会を制覇したとあって話題を集めています。
小田凱人さんのご両親は一体どんな方なのでしょうか?
小田凱人さんの両親や家族構成、壮絶すぎる生い立ちについて詳しくまとめました。
小田凱人のWiki経歴プロフィール

名前:小田凱人(おだときと)
生年月日:2006年5月8日
年齢:17歳(2023年6月現在)
出身:愛知県一宮市
高校:N高校
所属:東海理化
小田凱人さんは2006年生まれの17歳で現役高校生です。
9歳の時に左足に骨肉腫を発症し、車いす生活に。
入院先の先生からリハビリを兼ねて車椅子のスポーツを勧められ、車いすテニスを10歳から始めました。
競技を始めてから次々と結果を残し、わずか5年で車いす世界ジュニアランキング1位、シニア9位にランクインしています。
2023年1月に開催された全豪オープンでは準優勝となり、4月に開催された天皇盃ジャパンオープンでは初優勝を果たしました。
2023年6月に開催された全仏オープンでグランドスラムを初制覇し、史上最年少で世界ランク1位が確定しました。
小田凱人の両親の職業や年齢は?

苦難を乗り越え、17歳ながらも輝かしい成績を残されている小田凱人さん。
小田凱人さんのご両親は一体どんな方なのでしょうか?
小田凱人の父親|ギターが好きで運動神経も抜群?
小田凱人さんの父親は一般人のため、名前や職業に関する情報は出ていません。
ですが小田凱人選手が車いすテニスを始めたときも、父親は近所の公園で小田選手の練習相手になったりと献身的に小田凱人さんを支えていました。
今回、グランドスラムを制覇できたのも父親の「お前ならできる!」の言葉だったとインタビューでも話されています。
小田凱人さんは幼い頃からサッカーをしていたり、車いすテニスへ転向してもすぐに結果を出すなど運動神経の良さが伺えます。
父親も運動神経抜群でサッカーなど何かスポーツをされていたのかもしれませんね。
ちなみに父親はギターが得意だそうで、小田凱人さんも父親からアコースティックギターを借りて弾いているそうです。
小田凱人さんは折に触れて両親への感謝の言葉を述べています。
病気発症から世界大会優勝までサポートしてくれたご両親の存在も大きかったのでしょう。
小田凱人の母親|名前は直子さんで献身的なサポートも
小田凱人さんの母親の名前は直子さんと言います。

年齢や職業などは明らかになっていませんが、小田凱人さんが17歳ですので、おそらく40代くらいではないでしょうか。
家族みんなでたこ焼きパーティーをしたりと、家族仲もとてもいいそうです。

小学生の時に骨肉腫を発症し、車いす生活になってしまった小田凱人さん。
凱人さんの入院中から退院、車いす競技を始めるまで、多くのサポートを献身的にこなされています。
小田凱人さんが骨肉腫を発症した時のことをこのように話されていました。
「楽しみを増やしてあげることぐらいしかできなかったので」
骨肉腫を発症してからプロを目指すほど大好きだったサッカーを諦めざるを得なくなってしまった小田凱人さん。
「楽しみを増やしてあげたかった」と陰ながら息子を支える姿が印象的でした。
小田凱人の名前の読み方や由来は?
ちなみに小田凱人さんの名前は「凱人(ときと)」と少し変わったお名前ですが、由来はパリの凱旋門だそう。
勝利への凱旋(がいせん)や、勝ちどきを上げる意味から名付けたそうです。
名前に由来のあるフランスでグランドスラムを初制覇し、ご両親も感慨深いものがあったでしょう。
小田凱人の家族構成まとめ

小田凱人選手の家族構成は、両親と姉、弟の桃次郎君の5人家族です。
姉の詳しい情報は残念ながらまだ出ていませんが、大学生、もしくは社会人かもしれませんね。
弟の桃次郎君は小田凱人さんの4歳年下で2023年で13歳になります。
世界を飛び回り練習に明け暮れる小田凱人さんは、自宅にいる時間もとても少ないのだとか。
自宅に帰った際には、土間にある卓球台を使ってよく弟と卓球をしているそうです。

弟の桃次郎くんは兄に対しこのようにコメントされていました。
「(兄を)学校とかで自慢しています。新聞に載ったら新聞持って行って同級生に見せたりしています」
とても微笑ましいエピソードですね。
自慢のお兄ちゃんであることは間違いないでしょう。
小田凱人の生い立ちが壮絶すぎる!サッカーを諦め車いすテニス転向へ

小田凱人さんが骨肉腫を発症したのは9歳のときでした。
小学生の頃からサッカー少年で、将来の夢はサッカー選手だったんだとか。
9歳の春に靴下も履けなくなるほどの足の痛みを感じて病院へ行き、診断されたのは左股関節の「骨肉腫」でした。
当時はまだ病気というものがよくわかっていませんでしたが、ずっとやっていたサッカーができなくなり、みんなと同じ生活ができなくなると思ったそうです。
病気がわかってからは、打ち込んでいたサッカーはあきらめざるを得ませんでした。
手術の後、回復のために転院したリハビリの病院で、「スポーツが好きならパラスポーツというものがあるよ」と主治医に薦められ、出会ったのが車いすテニスでした。

2016年に行われた国枝慎吾さんのロンドンパラリンピック決勝の映像を見て、衝撃を受けたとも話しています。
それまでテニスを一切やったことがなかった小田凱人さん。
始めるやいなやすぐに頭角を現し、持ち前の運動神経の良さでたちまち上達し、12歳から国内のシニア大会へ参戦し、翌年オランダで開催されたジュニア大会では優勝を果たしています。
2020年にフランスで開催された世界ジュニアマスターズで史上最年少優勝も記録しています。
小田凱人が実は歩けるって本当?

小田凱人さんに関する情報を調べていると、「小田凱人 歩ける」というワードに出くわします。
小田凱人さんは歩けるのでしょうか?
結論から言うと、小田凱人さんは歩けます。
ですが、リハビリのように足を動かすことを意識して歩いているということで、走ったりするのは難しいでしょう。
長い距離を歩くときは車いすを使用しており、歩くといっても杖を使ったり短い距離だけ歩いているそうです。
使わなさすぎると弱ってしまうとのことで、リハビリも兼ねて歩かれているようですね。
小田凱人の両親や家族構成まとめ|生い立ちが壮絶だった
小田凱人さんの両親や家族についてご紹介しました。
まだご両親の情報はそれほど出ていないようですが、今後小田凱人さんが有名になるにつれ、ご両親のお話も聞けるのではないかと思います。
家族構成は5人家族で、兄思いの可愛らしい弟さんがいるようでした。
サッカー少年が大好きだったサッカーを病気で諦めて車いすテニスへ転向するという壮絶な生い立ちですが、史上最年少でグランドスラムを制覇するなど素晴らしい成績を残されています。
今後も、小田凱人さんを応援していきたいですね。
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